子曰はく、出(い)でては則(すなは)ち公卿(こうけい)に事(つか)へ、入(い)つては則(すなは)ち父兄(ふけい)に事(つか)へ、喪事(そうじ)は敢(あ)へて勉(つと)めずんばあらず、酒(さけ)の困(みだ)れを為(な)さず。何(なん)ぞ我(われ)にあらんや。
(訳)出(い)でて朝廷(ちょうてい)に在(あ)っては公卿(こうけい)に事(つか)えて誠敬(せいけい)を尽くし、入(い)って家庭に在(あ)っては父兄に事えて孝友(こうゆう)を尽くし、父母の喪(も)には哀(かなし)みを尽(つ)くし礼を尽くすことを勉(つと)めないことはなく、酒を飲んでも能(よ)く度(ど)を守って徳を失い行儀を失って乱れることがない。この四つの行いができているかと考えてみるのに、わしには一つもできていないのである。
著者の解説では、自ら謙遜(けんそん)して人を誨(おし)えたのである。と書かれていました。
仕事に忠誠を尽くし、家庭では年長者を敬い従う。葬儀など弔事には、真剣に力を尽くし、酒に飲まれて、理性を失うような恥ずべき行動はしない。この4つの行動が大切なのだと分かりました。


