ロルフ氏の思考の道具15個目はこちらです。
①砂漠の中で「一リットルの水」にいくら払うか?
②「年収がいくらあれば幸せなのか」を考える
③「宝くじの高額当選者たち」は本当に幸せか?
④「お金がもたらす幸福度」は何によって決まるのか
⑤「お金との上手な付き合い方」四つのルール
それでは各項目を細かく見ていきましょう。
①砂漠の中で「一リットルの水」にいくら払うか?
消費する水が増えるごとに水によって得られる満足感は小さくなっていき、一定量を過ぎると満足感はまったく得られなくなってしまうのだ。
②「年収がいくらあれば幸せなのか」を考える
世帯年収が10万ユーロ(1200万円)を超えると、追加収入が幸福度に与える影響はゼロになる。
③「宝くじの高額当選者たち」は本当に幸せか?
「高額当選を果たした数か月後には、当選者たちの幸福度は、すでにそれ以前とあまり変わらなくなっていた」ことがわかった。基本的な需要が満たされてさえいれば、生活がより豊になっても幸福度は変わらない。
④「お金がもたらす幸福度」は何によって決まるのか
お金の相対的な価値が決まるのは、「他者」との比較によってだけではない。「あなたの過去」によっても変化する。
⑤「お金との上手な付き合い方」四つのルール
- ある程度の貯金をしておくこと。
- 所得額や資産額のわずかな変動に、いちいち反応しないこと。
- 裕福な人と自分を比較しないこと。
- もしあなたが大金持ちでも生活は質素にすること。
あなたの所得が貧困ラインを超えて金銭的な余裕ができたら、よい人生を手に入れられるかどうかは「お金以外の要素」で決まる。
まずは年収分の貯金をできるよう、頑張ってみようと思いました。