松本旅行の2回目は、1日目に訪れた国宝・松本城についてご紹介します。

松本城は、松本市を代表する観光名所です。黒い天守と白い外壁の対比が美しく、北アルプスを背景にした姿も印象的な場所として、公式観光サイトでも紹介されています。

今回は、家族4人で松本城を訪れたときの様子や、実際に城を歩いて感じたことを中心にお伝えします。

松本城へのアクセス

松本城は、JR松本駅から徒歩圏内にある平城です。駅から歩いて約15分、松本市の中心部に位置しています。

私たち家族は、車で松本市内に向かい、松本城の目の前にある駐車場に車を停めました。

夏休みの観光シーズンということもあり、城の周辺は多くの観光客でにぎわっていました。

松本城の歴史と特徴

松本城は、安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけて築かれた城です。大天守は1593年から1594年頃、豊臣秀吉の家臣であった石川数正・康長父子によって築造されたと伝えられています。

松本城の天守は、外から見ると5階建てですが、実際には6階建ての構造になっています。この「五重六階」の天守としては、日本で最も古いとされています。

また、松本城は天守が国宝に指定されている5つの城の一つです。他の4つは姫路城、犬山城、彦根城、松江城で、「国宝五城」と呼ばれています。

松本城は、平地に築かれた「平城(ひらじろ)」です。

戦国時代、城は攻め込まれにくいように山の上に築く「山城」が多かったのですが、松本城の前身である深志城は、武田信玄が信濃支配の拠点として平地の城を選びました。

平地に築かれた城には、軍隊を迅速に動かせる、城下町を広げやすいといったメリットがあります。武田信玄は、交通の要衝地であるこの地を、北信濃への進出拠点として整備しました。

その歴史的背景が、現在の松本城の姿にも引き継がれています。

天守群の構成

松本城の天守群は、大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓、月見櫓の5棟で構成されています。

  • 大天守:城の中心的な建物。五重六階の構造。
  • 乾小天守:大天守と渡櫓でつながっている小天守。
  • 渡櫓:大天守と乾小天守をつなぐ建物。
  • 辰巳附櫓:江戸時代初めに造られたと考えられている櫓。
  • 月見櫓:同じく江戸時代初めに造られた櫓。

これらの5棟すべてが国宝に指定されています。

入城と観覧料

松本城の入城時間は、通常8時30分から17時まで(最終入場は16時30分)です。GWやお盆期間中は、8時から18時まで延長されます。

観覧料は、大人(高校生以上)が電子チケットで1,200円、当日券(紙チケット)で1,300円です。小・中学生は400円、小学生未満は無料となっています。

私たち家族は、当日券を購入して入城しました。

天守内部の見学

天守内部に入ると、まず階段の急さに驚かされます。

昔の城は、敵が攻め入りにくくするための工夫が随所に施されています。急な階段もその一つで、実際に上ってみると、当時の人々の生活や戦いの様子を想像せずにはいられません。

各階には、城の歴史や構造に関する説明があり、松本城がどのようにして築かれ、守られてきたのかを知ることができます。

最上階からは、松本市街地や北アルプスの景色を眺めることができます。夏の日差しの中で見る景色は、とても開放的で、城の上から見る街並みはまた違った印象でした。

城周りの散策

天守を見学した後は、城の周りをゆっくりと歩いてみました。

松本城は、堀に囲まれた平城です。黒い天守と白い壁のコントラストが、堀に映り込む姿はとても美しく、思わず写真を撮ってしまいました。

城の周辺には、ベンチや広場もあり、家族で少し休憩しながら景色を眺めることもできます。

今回は駐車場から城まで直接アクセスしたため、城下町らしい通りや湧水群を巡る時間は取れませんでした。それでも、城の周りを歩くだけで、松本城の魅力を感じることができました。

家族の感想

松本城を訪れた後、家族4人で「何が一番印象に残ったか」を話してみました。

すると、全員が同じことを口にしたのです。

「階段が急で、上り下りが大変だった」

天守の美しさや、最上階からの景色、歴史を感じられる雰囲気など、印象に残ることはたくさんあったはずです。それでも、実際に天守を上り下りしたときの「階段の大変さ」が、家族全員にとって一番の話題になりました。

昔の人は、この急な階段を毎日行き来していたのか。そう思うと、当時の生活の大変さを、より身近に感じることができました。

家族全員が同じことに共感し、同じ話題で盛り上がれる。そんな共通の体験ができたことも、今回の松本城訪問の思い出の一つになりました。

おわりに

松本城は、歴史と美しさをあわせ持つ、松本市を代表する観光名所です。

五重六階の天守としては日本で最も古く、国宝に指定されている5つの城の一つでもあります。

実際に訪れてみると、写真や映像で見るよりも大きく、落ち着いた存在感がありました。城の内部を見学し、最上階から景色を眺め、城の周りを散歩しながら、松本城の魅力を感じることができました。

そして何より、家族4人全員が「階段が急で上り下りが大変だった」と同じ感想を抱いたことは、今回の旅の中でも特に思い出深い出来事になりました。

松本旅行の1日目、家族4人で訪れた松本城は、今回の旅の中でも特に印象に残る場所の一つになりました。

次回の「松本旅行Part3」では、2日目に訪れた博物館巡りについてご紹介します。