色(いろ)のままに斯(ここ)に挙(あ)がり、翔(かけ)つて後(のち)に集(あつ)まる。曰(い)はく、「山梁(さんりょう)の雌雉(しち)、時(とき)なるかな、時(とき)なるかな。」子路(しろ)之(これ)に共(むか)ふ。三(み)たび嗅(な)いて作(た)つ。
(訳)鳥が人の顔色(かおいろ)の善(よ)くないのを見て飛び去り、翔(かけ)り回ってつまびらかに視(み)て後(のち)に下(くだ)って止(とま)った。孔子がこれを見て感嘆(かんたん)して、「山の橋の雌(めす)の雉(きじ)は翔(かけ)るも集まるもその時を得ておる。」と曰(い)われた。子路(しろ)は孔子の意を知らないで、鳥の方に向ってこれを執(とら)えようとした。鳥は三たび鳴いて飛び作(た)った。
著者の解説では、この節は孔子が雉(きじ)の翔(かけ)るも集まるも時を得ておるのを美(ほ)めたことを記したのである。と書かれていました。
チャンスやリスクに対して敏感であり、甘い話にすぐ乗らず、自分の引き際を心得ておくことが重要だと分かりました。


