子曰はく、已(や)んぬるかな。吾(われ)未(いま)だ能(よ)く其(そ)の過(あやま)ちを見(み)て内(うち)に自(みづか)ら訟(せ)むる者(もの)を見(み)ず。
(訳)人は誰(だれ)も過(あやま)ちの無い者はない。過(あやま)ってもこれを改めれば過ちの無い本性(ほんせい)に復(か)えるものである。けれども、もはや絶望だ。わしはまだ己(おのれ)の過ちを見付けて心の内で自ら責め咎(とが)める人を見たことがない。
著者の解説では、この章は人を励(はげ)まして過(あやま)ちを改めるようにしたのである。と書かれていました。
過ちを犯した時には、それを自ら認識し、反省して改めようと思いました。
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