アキヒロ号のブログ
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本の紹介

為政第二(11)

子曰はく、故(ふる)きを温(たづ)ねて新(あたら)しきを知(し)れば、以(もっ)て師(し)となるべし。

(訳)ふるく学んだ所を習熟(しゅうじゅく)して新(あら)たに悟る所があるようになれば、学んだ所の事が我が物となって、無窮(むきゅう)の事柄(ことがら)に応ずることができるから、人の師となる資格がある。

著者の解説では、ただ聞いたことを覚えているだけでは、知る所に限りがあるから、人の師となって人の求めに応ずることはできない。と書かれていました。

無窮とは「果てがなく、限りがない」こと。人の師になる資格を得るには、知識を自分の物にしなければならない、と分かりました。

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