渋沢栄一さんの金言83個目は、今日のように紛議を醸しているは、お互いじつに遺憾に堪えない。国民の期待はどこまでも果たす勇気をもって、厭がられ嫌われる人民とならぬように心掛けることがすなわち発展の大要素であろう。です。
著者の解説では、日本の世界発展のためには、世界のどこでも、日本人が嫌われる存在とならないように、私たち一人ひとりが心がけることが大事です。自分のことだけやっていればよいという閉鎖的概念から企業経営者が脱却できなければ、企業発展の持続性が問われます。と書かれていました。
政府間だけに外交を任せたり、相手の情報をマスコミのレンズだけに頼ったりすることをやめて、自らの足で、様々な分野の識者と意見交換を行うことが大切なことなのだと知りました。