子曰はく、邦(くに)道(みち)あれば、言(げん)を危(たか)くし行(おこな)ひを危(たか)くす、邦(くに)道(みち)なければ、行(おこな)ひを危(たか)くし言(げん)孫(したが)ふ。

(訳)君子の言行(げんこう)はただ時に応ずるものである。もし邦(くに)に道があって君(きみ)も明らかに臣(しん)も賢(かしこ)ければ、道を直(なお)くすべき時であるから、言を高くして、是非(ぜひ)善悪を弁(べん)じて、他人が君(きみ)の威(い)を懼(おそ)れて言わない事を遠慮なく言い、その行いを高くして、一挙(いっきょ)一動(いちどう)を厳(きび)しく潔(いさぎよ)くして他人の行い得ない行いをする。もし邦(くに)に道がなくて君は闇(くら)く臣(しん)は諂(へつら)う時は、道を直(なお)くすることができないから行いは己(おのれ)の身(み)を持つのに肝要(かんよう)だから変えないで前と同様に高くするけれども、言(げん)はひかえめにして人の怒りを激発(げきはつ)しないようにして禍(わざわ)いに遠ざかる。

著者の解説では、君子の一身(いっしん)の行いはいかなる世でも変えることはできないが、言(げん)は時としては尽くさないで禍(わざわ)いを避(さ)けるのである。と書かれていました。

自分の信念は曲げず、環境に合わせて伝え方を変えることが必要だと分かりました。

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