子(し)の雅(つね)に言(い)ふ所(ところ)は、詩(し)書(しょ)執(しつ)礼(れい)皆(みな)雅(つね)に言(い)ふなり。
(訳)先生が常に言ってお教えになるのは、詩(し)と書(しょ)と礼(れい)とであって、これらはみな常に言って棄(す)ておかれぬ事柄(ことがら)である。詩は人の情性(じょうせい)を正し、書は二帝(にてい)三王(さんおう)の大小の政事(まつりごと)を述べてあり、礼は人が執(と)り守るべき法度(ほうど)であって、人の日々(にちにち)の実生活に適切なるものであるから常にこれを言うのである。
著者の解説では、この章は門人が孔子の常に言って人を教えるものを記したのである。と書かれていました。
二帝(にてい)三王(さんおう)とは、古代中国の伝説的な聖王たちを指しており、聖人の政治理念や徳治主義の象徴であり、理想的な統治のモデルとされています。先人の知恵、しきたりを正しく学び尊重することが重要なのだと分かりました。


