為政第二（１６）

子曰はく、異端^{（いたん）}を攻^（をさ）むるは斯^（こ）れ害^（がい）のみ。

（訳）学者が聖人の道と異なるような別派の道を専攻することは、人格完成の上に害のあるものである。

著者の解説では、一定の目的に向かって進もうとしているものが、その目的と異なる方面に心を向けることの有害なことはいうまでもない。と書かれていました。

情報が溢れる昨今ですが、目的を忘れずに、学んで行きたいものだと思いました。

論語新釈 （講談社学術文庫） [ 宇野 哲人 ] 価格：2,233円（税込、送料無料) (2025/3/8時点) 楽天で購入