子曰はく、回(かい)や其(そ)の心(こころ)三月(さんげつ)仁(じん)に違(たが)はず。其(そ)の餘(よ)は則(すなは)ち日(ひ)に月(つき)に至(いた)るのみ。
(訳)回(かい)は三月(みつき)の久しきにわたって、その心が仁の徳に違うことはない。その他の弟子たちはその心があるいは日に一度仁に至り、或(ある)いは月に一度仁に至るだけで、永続きがしない。
著者の解説では、この章は顔淵(がんえん)を賞(ほ)め、又諸(しょ)弟子(ていし)を励ましたのである。と書かれていました。
その都度ではなく、常に心の中に思いやりもつようにしたいと思いました。
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