渋沢栄一さんの金言95個目は、公益を口実にして他の保護を求めるは、日本人の通弊である。世間には随分勝手な説を立てる者がある。です。
著者の解説では、公益とは、国民一人ひとりが自分たちの行動でつくるものという意識が高まらなければ、真の公益、そして、国の品位を築くことができないのです。と書かれていました。
「みんなのため」と言うのは、意外と難しいものなのだなと感じました。民意を反映する行為であっても、みんなのためにはならないかもしれないと言うことも書かれてあり、本当の意味で「みんなのため」になるのかを考えなければならないのだと思いました。