渋沢栄一さんの金言77個目は、汽船を動かすには、石炭、石油等の燃料がなくてはならない。商業もしくは事業の経営には、智者および道徳がなくてはならない。です。
著者の解説では、企業を動かすのは人的資本、物的資本、財務資本など燃料が必要です。しかし、資本が豊富でも、経営にはスパークがなければ、その企業が栄えることはないでしょう。そして、その経営エンジンがきれいに燃え続けるためには、企業理念や倫理規範などが必要となります。と書かれていました。
社会の仕組みを汽船の動力に例えて理解することで、すごく分かりやすくなるのだと感じました。