渋沢栄一さんの金言71個目は「殖利に欲望なきものはなきはずなれども、さて営々蓄積して、世界第一の富豪となったればとて、それが必ずしも国家社会の利となるわけでもない」です。
著者の解説では、世界一の大富豪になっても世界一の収益を上げる企業であっても、政府に税金を払うことだけで自分の社会的責任を果たしているという思い込みは、必ずしも国家社会の役に立ってはいません。せっかく影響力がある立場に恵まれているのですから、世間のためにもっと活動を高めなければなりません。と書かれていました。
社会貢献とは、国に税金を納めることだけではなく、社会に良い相乗効果を与えるアイデアを色々と発案し実行することなのだと分かりました。