アキヒロ号のブログ
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本の紹介

(86)わずかなものの集合が巨万の富「渋沢栄一100の金言」渋澤健

渋沢栄一さんの金言86個目は、巨万の富ももとは厘毛(りんもう)の集合したものである。厘毛を疎かにしては、巨富を成し得られぬ。です。

著者の解説では、透き通った原水が、下流になると濁ってしまうのは、途中で余計な不純物がたくさん混ざってしまうからです。その不純物を取り除けば、ふたたび残るのは未来志向の清い水です。この未来志向を資本主義の大河にふたたび取り戻すことが、持続性ある良い世の中を次世代に残すために不可欠な、現役の責務です。と書かれていました。

不純物の少ない世の中にして、後世が困ることの無いように心掛けたいと思いました。