(24)文明国は平和を愛する「渋沢栄一１００の金言」渋澤健

渋沢栄一さんの金言２４個目は「相争う所の惨虐を嫌う念も、文明が進めば進むほど強くなる。要するに今日の世界はまだ文明の足らないのであるかと思う」です。

著者の解説では、日本人の全体の希望が、自分たちの立場でのみ主張することを止め、国内事情だけに視線を留めることなく、世界の幸せとは何かを考え、そのメッセージを発信することであれば、今日の痛ましい現状から逃れることができるのではないでしょうか。と書かれていました。

文明とは、技術・機械の発達や、社会制度の整備などによる経済的・物質的な文化を指すそうで、地球温暖化などの環境の変化に応じて技術・機械の発達が必要で、さらに自然環境を保持するための社会制度の整備が、現在においては必要なのだろうと思いました。

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