渋澤栄一さんの金言2つ目は、それは自己の長じたる手腕にせよ、それを十分に発揮して力の限りを尽くし、もって君父に忠孝を致し、あるいは社会を救済しようと心掛ける。です。
著者の解説では、この時代に生まれてきた以上、自分自身が考え、方向を定めてレールを敷かなければ、迷子になってしまいます。そのため大切なことは、自分の長所を活かし、手腕を振るって十分に力を発揮し、仕事と社会の当事者として力を尽くすことの自覚です。とのことでした。
隣の芝生は青く見えるもので、努力を感じさせない人の悠々と生きている姿を見て嫉妬するものですが、見えていない努力を想像することが重要なのだと思いました。