子曰はく、束脩(そくしゅう)を行(おこな)ふより以上(いじょう)は、吾(われ)未(いま)だ嘗(かつ)て誨(をし)ふることなくばあらず。
(訳)人が礼をもって教えを求めに来るならば、わしは今まで一度も教えなかったことはない。
著者の解説では、この章は孔子が自ら人を教えようとする心をのべて、人が来て学ぶように励ましたのである。と書かれていました。
孔子が志を立てて入門した弟子には対して、全て教え導いていたのだと分かり、学ぶ意欲をもって教えを請えば、相手が君子であれば教えてくれるものだと分かりました。


