「平常心のコツ」の82個目は、サラリーマンの「伝家の宝刀」を隠し持つです。
これは著者の知人が「背広のポケットの中に、いつも辞表を隠し持っておく」ことで、「自分はいつでも会社を辞められるんだ。どうしてもがまんならない事態になったら、すぐに隠し持っている辞表を上司に叩きつけてやる」と考え、不満を感じることがあっても心乱されることなく、平常心で対処できたという例を紹介したものです。
そして「最後の手段で、どうしようもなくなったらすぐ逃げ出すことができるんだ」という思いでいれば、心が少しは楽になるのではないでしょうか。と書かれていました。
自分の心を守るための武器として、辞表を持っておくという方法があるんだと知りました。