(68)完璧を目指さない「平常心のコツ」植西聰

「平常心のコツ」の６８個目は「まあまあ上手くいった」ことに満足しながら生きていくです。

テストにしても、仕事にしても、人間関係にしても「完璧に上手くいく」ということはほとんどない。どこかしら、「もっとこうしたほうが、仕事は上手くいったのではないか」といった後悔や、「良かれと思ってしたことだけど、かえって相手に迷惑をかけてしまったのではないか」といった反省点が生じてしまうものだと著者は言っています。

でも、考え方によっては、そのような後悔や反省があるからこそ、「次にはこのような点に注意して、もっといい仕事をしよう」「今度は、こういうことをすれば相手に喜んでもらえるかもしれない」という前向きな意欲が生まれてくるのだそうです。

完璧主義を捨て、「まあまあ上手くいった」と満足し、「上手くいかなかったこと」は次への励みになると考えるのがこのコツだと書かれていました。

私は完璧主義ではないので、このように感じることがないですが、完璧主義の人には当てはまるコツなんだろうと思いました。

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