「魚偏の魚」第31回は「スズキ」です。
「魚」+「盧」で「鱸(スズキ)」です。
出世魚で、コッパ→セイゴ→フッコ→スズキ(成魚)と成長過程により呼び名が変わり、「コッパ」は幼魚、「セイゴ」は1年ものと2年もので全長20-30cm程度まで、「フッコ」は2、3年目以降の魚で全長40-60cm程度まで、「スズキ」はそれ以上の大きさの通常4-5年もの以降程度の成熟魚だとのことです。
釣り人の間では、ルアーを使用するスズキ釣りでの呼び名を「シーバス」と言っているそうです。
海岸近くや河川に生息する大型の肉食魚で、小魚や小エビなどを食べて生活しています。
身は血合いがほとんどない白身で、身の質は鯛(タイ)に似て、柔らかくて癖もなくあっさりしているとのこと。
食べ方としては、塩焼きやムニエルなどになるのでしょうか。