アキヒロ号のブログ
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本の紹介

郷党第十(12)

(うまや)(や)けたり。子(し)、朝(ちょう)より退(しりぞ)く。曰(い)はく、「人(ひと)を傷(そこな)へるか。」と。馬(うま)を問(と)はず。

(訳)孔子の家(うち)の廐(うまや)が焚(や)けた。孔子が朝廷(ちょうてい)から退出(たいしゅつ)して初めてこれを知って、「負傷(ふしょう)した者はなかったか。」と曰(い)って馬(うま)のことは問わなかった。

著者の解説では、馬を愛さないのではないが、人の負傷(ふしょう)を恐れる心が多いから、まだ問う暇(ひま)がないのである。これは人を貴(たっと)んで家畜を賤(いや)しむので、道理上かくあるべきはずである。と書かれていました。

上に立つ立派な人は、馬の損失よりも人間の命を優先するのだと分かりました。

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