アキヒロ号のブログ
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富山旅行

富山旅行その2

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

先週から引き続き、夏休みの富山旅行についてお伝えします。

私たち家族は、住んでいる名古屋から車で約3時間30分かけて高岡市に到着し、まず瑞龍寺を訪れました。

瑞龍寺は曹洞宗の仏教寺院で、江戸初期の禅宗寺院建築の傑作として国宝に指定されています。

加賀藩の2代藩主・前田利長の菩提を弔うため、3代藩主・前田利常が約20年の歳月をかけて建立しました。

山門、仏殿、法堂が主要な建造物で、一直線上に整然と配置された構造や鉛板葺きの屋根、檜や戸室石を用いた内装の精巧さなど、その建築美が際立っています。

駐車場から受付に向かうと、ボランティアのガイドさんが声をかけてくださり、入場券を購入して案内に従い中へ進みました。

入口には高さ18メートルの二重門がそびえ、左右には金剛力士像が配置されています。

そして門をくぐると、伽藍の奥にある仏殿の優美な姿が借景として目に入ります。

仏殿の中には本尊の「釈迦如来」と、脇を固める「文殊菩薩」と「普賢菩薩」の三尊が祀られていました。

さらに仏殿の奥には加賀藩前田家にゆかりのある前田利長の墓所、前田利家公の霊廟、織田信長公の霊廟、その側室および織田信忠公の霊廟があり、これらが瑞龍寺の重要な歴史資産となっていることも教えていただきました。

壮大な瑞龍寺の訪問は、私たちの富山旅行に大きな期待感をもたらしてくれました。