アキヒロ号のブログ
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本の紹介

為政第二(1)

子曰はく、政(まつりごと)を為(な)すに徳(とく)を以(もつ)てすれば、譬(たと)へば北辰(ほくしん)(そ)の所(ところ)に居(い)て而(しかう)して衆星(しゅうせい)の之(これ)に共(むか)ふが如(ごと)し。

(訳)人君(じんくん)が徳を己に修めてこれを推して一切の政務を行うならば、自然に天下がこれに帰する。譬(たと)えば、北極星が己の居所(きょしょ)に止(とど)まって動かなくとも、多くの星が周囲を運転してこれに帰向(きこう)するがごとくである。

著者の解説では、上に立つ者がまず己の身を正して下を率いるというのが儒教の主義である。と書かれていました。

徳をもって政治を行うと同様に、徳をもって事をなすように心がけたいと思いました。

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