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タイトルでもお伝えしましたが、第33回目の夏季近代オリンピックが、フランスの首都パリで開幕しました。
205の国と地域から約10,500人の選手が、7月26日から8月11日までの17日間、28の競技で熱戦を繰り広げます。
サッカーやラグビーについては、試合数の関係で、7月24日から開始されていました。
近代オリンピックは、フランスの教育学者であるクーベルタン氏が提唱したことで始まり、1896年にオリンピック発祥の地であるギリシャで行われ、1900年に第2回大会がクーベルタン氏の母国フランスで開催されました。
フランスで開催される夏季オリンピックは、1924年に開催された第8回大会と合わせ、これで3回目になります。
クーベルタン氏は、スポーツを通じて人間の道徳性を高め、人類の平和を実現するため、近代オリンピックを提唱しました。
ロシア・ウクライナ、パレスチナ・イスラエルなどの戦争状態にある国々もありますが、オリンピックの期間は争いを起こさないようにして欲しいと思います。
ただし、ロシアとベラルーシについては個人参加となっており、国としては参加していません。
近代オリンピックが開催されるようになってから100年が経過し、世界の環境や状況は変化していますが、地球上に住む私たち一人ひとりの人間が、人としての尊厳を改めて考える機会になって欲しいと思いました。