ロルフ氏の11個目の思考の道具はこちらです。
①「見ているもの」と「感じていること」の違い
②「感情の言葉」は「色の言葉」よりも圧倒的に多い
③あなたの「過去の出来事そのもの」に注目する
④自分の感情なんて、まったく当てにならないもの
⑤「感情」は、飛んで来ては去っていく鳥のようなもの
⑥「ネガティヴな感情」は自分の意志では取り除けない
それでは各項目を細かく見ていきましょう。
①「見ているもの」と「感じていること」の違い
「いま、あなたが見ているのはなんだろう?」すぐにすらすらと書けたに違いない。「いま、あなたはどう感じているだろう?」おそらくかなり曖昧な描写が並んでいるのではないだろうか。もしあなたが自分の感情をうまく表現できなかったとしても、焦りを感じる必要はない。あなたの言語能力の問題ではないのだから。
②「感情の言葉」は「色の言葉」よりも圧倒的に多い
あなたの「感情」をコンパス代わりにしてはいけない。あなたの心の中のコンパスにはたくさんの磁針がついていて、そのすべてが違う方向を指しながら、常に不安定にぐるぐる回りつづけている。
③あなたの「過去の出来事そのもの」に注目する
面接は実はあまり意味がなく、面接者のそれまでの実績を仔細に検討したほうがよっぽど役に立つ。
④自分の感情なんて、まったく当てにならないもの
人間は、「自分の感情より他人の感情を読むほうが得意」だということは事実として立証されている。自分の感情を深刻にとらえすぎないほうがいい。特にネガティブな感情は重く受けとめなくていいのだ。
⑤「感情」は、飛んで来ては去っていく鳥のようなもの
私は自分のことを、「感情というありとあらゆる種類の鳥たちが飛んで来ては去っていく、開けていて風通しのいい屋内市場」のようにとらえている。
⑥「ネガティヴな感情」は自分の意志では取り除けない
「周りの人の感情」は常に真剣に受けとめるべきだが、「自分の感情」とは真面目に向き合う必要はない。
私もよく嫌な出来事だったりをずっと引きずってしまう様な時がありますが、この様に自分の感情と向き合うことで、気持ちが楽になった様な気がしました。