ロルフ氏の思考の道具その46はこちらです。
①若きスピノザに布告された「破門状」とは?
②「どこにも属さない部外者」が変革を起こす
③組織に属さないことの「メリット」とは?
④「片方の足」は社会の組織の中に固定しておく
それでは各項目を見て行きます。
①若きスピノザに布告された「破門状」とは?
スピノザは、まだ著作をひとつも発表していなかったが、それでも、若い思想家の自由な見解は共同体の指導者たちをひどく怒らせてしまったのである。あなたが何らかの組織やビジネスクラブのメンバーだったら、そのメンバーであることのメリットがよくわかるだろう。
②「どこにも属さない部外者」が変革を起こす
「どこにも属さない部外者」が起こした変革は驚くほど多い。組織に属さない人たちは、その内部にいる人たちよりも迅速に行動できるため、早く結果を出せることが多い。
③組織に属さないことの「メリット」とは?
どの組織のメンバーでもない「完全なる部外者」にならないほうがいい。属する組織を持たないと、社会があなたを拒絶しようとするからだ。彗星のように明るく輝けるのは、ほんの少数の人だけだ。
④「片方の足」は社会の組織の中に固定しておく
少なくともあなたの「片方の足」は、社会の組織の中にしっかりと固定しておくようにする。そうすれば、組織のメンバーとしての利点を確保しておける。そして、「もう片方の足」で放浪の旅に出ればいい。「どの組織にも属していない人たち」と交友関係を結べばいいのだ。
私は人見知りで、交友関係を作ることに非常に非力ですが、この項目を読んで、トライして行きたいと思いました。