アキヒロ号のブログ
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本の紹介

「論語」孔子を読んでいきます

いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

「渋沢栄一100の金言」を読み終え、次に私が読みたくなったのは、なんと言っても孔子の「論語」でした。

渋沢栄一さんが大きく影響を受けており、物事を考える上で助けてくれるのではないかという期待が持てる本で、日本でも古墳時代(4世紀後半)の頃から読まれている、言うなればベストセラー本だからです。

ただし、論語について書かれている本は、どれも大変ぶ厚く、非常に読み難い感じがすでに出ているのも確かで、長くなるのだろうなという予感もしてはいます。

論語は全10巻20篇からなる書物で、篇によって内容を分ける形で編纂されています。

各篇については、次の通りです。

  1. 学而(がくじ)第一 「学」について記述されている。
  2. 為政(いせい)第二 「政治」について記述されている。
  3. 八佾(はちいつ)第三 「礼楽」(礼儀と音楽)について記述されている。
  4. 里仁(りじん)第四 「仁徳」と「学問」について記述されている。
  5. 公冶長(こうやちょう)第五 「賢否得失」(賢いこととそうでないこと、徳をすることと損をすること)について記述されている。
  6. 雍也(ようや)第六 人物評論や「仁」と「知」について記述されている。
  7. 述而(じゅつじ)第七 孔子自身言葉や容態、行動に関して記述されている。
  8. 泰伯(たいはく)第八 孔子と曾子(そうし)の語が記述されている。
  9. 子罕(しかん)第九 孔子の言行や出処進退に関する門人の記録が記述されている。
  10. 郷党(きょうとう)第十 郷里における孔子の様子が記述されている。
  11. 先進(せんしん)第十一 門人などの人物評論が記述されている。
  12. 顔淵(がんえん)第十二 孔子と門人、君主の「仁」や「政」に関する問答が記述されている。
  13. 子路(しろ)第十三 「政」と「学」について記されている。
  14. 憲問(けんもん)第十四 弟子の原憲が書いた篇と言われている。
  15. 衛霊公(えいれいこう)第十五 修身出処に関する雑言が記されている。
  16. 季氏(きし)第十六 斉論(斉地方に伝わった論語)が記されているのではないかと言われている。
  17. 陽貨(ようか)第十七 世の中が衰え、道が行われないことを嘆いたり、当局者や門人に与えた警告について記されている。
  18. 微子(びし)第十八 孔子に関係を持った人達の出処進退などが記されている。
  19. 子張(しちょう)第十九 孔子の門人たちの言葉が記されている。
  20. 堯曰(ぎょうえつ)第二十 聖人の政治や為政者にとっての政治的訓誡、君子の要訣について記されている。

この様に、非常に読み応えがありそうな感じでした^^;

次に、孔子という人についてですが、紀元前551年から紀元前479年まで、中国の春秋時代に生きた人で、Wikipediaでは思想家として紹介されていました。

「論語」は、この孔子の弟子たちが、孔子の死後にまとめ記録した書物なのだそうです。

では、次回から論語を読み進めて行きます。

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