アキヒロ号のブログ
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本の紹介

(90)皆が国政を意識することは望ましい「渋沢栄一100の金言」渋澤健

渋沢栄一さんの金言90個目は、国民みな一様に国家を愛し、国政を憂えるようになったのは、国家としての一大進歩である。です。

著者の解説では、国家を国民が暮らす家だとすれば、自分の家を愛することと平和が相容れないという考えを、国民は正さなければなりません。自分の家を愛しても、他の家と平和に近所付き合いができるはずです。いや、むしろ、自分が住む家を愛しているからこそ、自分の庭にご近所が足を踏み入れたと神経を尖らせるよりも、前向きに彼らと付き合うことに気を遣うはずです。と書かれていました。

国を思い、国のために奔走してきた渋沢さんの言葉は、実感を伴って伝わってきます。大きな考えの中で、他と付き合って行けるように心掛けたいと思いました。