ロルフ氏の6つ目の思考の道具はこれです。
①「選択肢はひとつだけ」という状況を自らつくる
②なぜ彼は、朝三時に出社してまで家族団らんを優先したか
③柔軟に対応することは、どうして「不利」なのか?
④「ああいう人だから」とわからせたほうが勝ち
各項目を細かく見ていきます。
①「選択肢はひとつだけ」という状況を自らつくる
スペイン人の征服者コルテスは、メキシコ沿岸に到着した後、メキシコに植民地支配と自らの総督就任を宣言し、なんとわざと船を沈没させて、自分と配下の部隊の退路を断った。
②なぜ彼は、朝三時に出社してまで家族団らんを優先したか
ハーバードの教授、クリステンセンは、人生の前半をキャリアのためだけに捧げ、後半は家族とゆっくり過ごそうとする管理職の人間を大勢見てきた後、「週末に仕事をしないこと」「平日は家族と夕食をともにすること」を、自らに誓った。
③柔軟に対応することは、どうして「不利」なのか?
コルテスも、クリステンセンも、「徹底的に頑固な姿勢」をつらぬき、柔軟な姿勢では達成できなかった、長期的な目標に到達している。理由はふたつ。ひとつ目は、状況に応じて何度も決断をくり返すと、判断力が鈍ってくる。ふたつ目は、評価が確立される。
④「ああいう人だから」とわからせたほうが勝ち
妥協しないで、自分の誓約を守りとおそう。誓約を100パーセントまっとうすることは、そのうち99パーセントだけを実行するよりも、実はやさしいのだ。
私の周りにも、頑固だと思わす人がいます。融通が効かない人だとその時は思いましたが、今後はこの様な戦略なんだと思うことにしました。