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先週、日本列島が寒気に包まれ、多くの場所で雪が降りました。
私の住んでいる、愛知県名古屋市では、雪は1年に1度降るか降らないか程度で、子供達もなかなか雪に触れる機会がありません。
そんな中、先週はさすがに、この名古屋市でも雪が降りました。
上の子は、受験を控えているため、部屋で勉強を頑張っていましたが、下の子は、友達と雪合戦をしに出かけて行きました。
私は、雪はなぜ降るのかを調べました。
武田康男さん著「楽しい雪の結晶観察図鑑」では、「雲の粒は、-20℃前後までは水滴の状態で存在し、-40℃くらいまでの間で氷晶になっていきます。高い雲の氷晶は、小さく軽いので地上まで落ちてきません。しかし、天気が悪くなるときは、氷晶と水滴が一緒になった大きな雲がやってきます。そのとき、氷晶のすぐ近くに水滴が存在する状態になり、氷晶は水滴から水蒸気を奪ってどんどん成長します。そして、雪の結晶に成長し、大きく重なって地上まで落ちてきます。」と解説されていました。
この武田さんの本は、綺麗な雪の結晶が、何種類も並べられている表紙で、美しい雪の結晶が出来る理由や、いろいろな形の氷晶についての実物の写真と解説がされいる図鑑でした。
図鑑の中では、結晶の種類について書かれているだけではなく、メカニズムや観察の方法についても書かれており、この1冊があれば雪を楽しめるなと思いました。