2024年、日本の新1万円札の顔となった、渋沢栄一さんは、1840年江戸時代に生まれ、徳川幕府に仕え、明治政府で働いた後、退官し民間の実業界で活躍した、ものすごいキャリアを持つ人でした。
その渋沢さんが教えてくれた言葉には、国を想い、そして平和を願う強い思いが詰まっていました。
この本を書いた、栄一さんの玄孫(やしゃご)である渋澤健さんは、栄一さんの言葉を現代の内容に合わせて、私達に分かりやすく解説してくれており、今を生きる私たちが、どのような心持ちで努めていくのか、という指針を示してくれていました。
インターネットの発達により、グローバル化したこの世界で、私たちがどの様に次世代のために行動していくのかを考えさせられました。
また、私も国の一員であり、国のために努めることは、次世代のためになるのだということを強く認識させられました。