ロルフ氏の思考の道具その23はこちらです。
①「人生最高の経験」に、いくらまでなら払うか?
②記憶に残らなくても、その経験には価値がある
③何かの「思い出」を掘り起こそうとしなくていい
④夕日の写真を撮るより、夕日そのものを楽しもう
それでは各項目を見て行きましょう。
①「人生最高の経験」に、いくらまでなら払うか?
「経験の価値」は、どのくらい記憶に残るかで決まる。長期預金のほうが利子がついて資産が増える銀行口座と同じように。
②記憶に残らなくても、その経験には価値がある
覚えていないからといって、認知症の人たちがぞんざいに扱われていい理由にはならない。なぜなら記憶には残らなくても、その瞬間は、認知症の人たちも確実に経験しているからだ。
③何かの「思い出」を掘り起こそうとしなくていい
過去を振り返ったところで、たいした記憶が掘り起こせるわけではない。私たちは「記憶の価値」を過大評価し、「いまの経験の価値」を過小評価している。
④夕日の写真を撮るより、夕日そのものを楽しもう
「長期的な計画を立てること」をおすすめしたい。そして計画ができたら、そのうちの「いま」だけに完全に意識を集中させよう。「未来の思い出」より、「いま現在の経験」を存分に楽しもう。
現在を楽しめているだろうかと改めて思わされました。今日も明日も楽しもうと思います。