ロルフ氏の12個目の思考の道具はこちらです。
①本音は「どの程度」オープンにすべきか?
②周囲に不快感を与えない「気遣い」が前提
③本音をさらけ出さないほうがいい理由
④意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
それでは各項目を細かく見ていきましょう。
①本音は「どの程度」オープンにすべきか?
ありのままの自分を隠そうとしないオープンな人は、隠しごとができない。だからオープンな人とは、親密で心地よく効率のいい付き合い方ができる。
②周囲に不快感を与えない「気遣い」が前提
どんな場合も、一定の礼儀やマナーや自制心はあってしかるべきなのだ。周囲に不快感を与えないための気づかいといいかえてもいいだろう。
③本音をさらけ出さないほうがいい理由
まず、私たち自身、自分のことを本当にわかっているとはいえない。本音をあけすけに語っても、自分をこっけいに見せるだけだ。外側との境界のない生物は長くは生きられない。
④意識的に「二番目の人格」をつくりあげる
「二番目の人格」は、作為的につくりあげた虚像というわけではない。安定した信頼を勝ち得るための、「職業上の外向きの顔」だ。
人との付き合いの中で、本音を相手に伝えることを大切にしてきましたが、本音ってなんだろうと考えると良く分からなくなりました。二番目の人格をきちんと作ることで、自分自身の内面も守って行くことが重要だと知りました。