本作は、ファミコンの代表作「スーパーマリオブラザーズ」から城BGMをピアノで弾いてみた作品になります。
この曲は、地上BGMや地下BGMと並ぶ代表的なテーマ曲で、たった数音色・限られた音数しか使えないファミコンの音源でありながら、重苦しさと緊迫感を見事に描き出しており、多くのゲームファンや音楽家から評価されています。
城BGMの特徴は、一定のリズムで刻まれる低音と、上に乗る不安定なメロディが作り出す“落ち着かなさ”です。
メロディは歌いやすいというよりも、ツンと尖ったフレーズの繰り返しで、プレイヤーに「慎重に進め」というメッセージを送っているかのように聞こえます。


